2023年の『フィルムクラフト部門』の審査のクライテリアにつきましては、以下の通りで考えています。
■アイデアを制作技術によっていかにクオリティ高く飛躍し実現させたか。
■より強く人の心に響かせるためのイノベーティブでユニークネスなクラフト力が発揮されているか。
今年度は、「クラフト」のどの部分が、またどんな種類の「映像」が審査対象になるのか、応募していただく皆様にとって分かりやすく、また審査委員にとってもより審査しやすいよう、「サブカテゴリ―」を設定致しました。詳細をご確認いただけますと幸いです。
『作品賞』を決定しました後、フィルムクラフト部門にご応募いただきました作品の中から、個⼈やチームに対して贈賞する『スタッフ賞』の審査を致します。
*作品賞を受賞したチームから選ばれるとは限りません。
『フィルムクラフト部門』は、作品のクラフト部分や制作スタッフにフォーカスを当てた数少ないチャンスです。たくさんのご応募をお待ちしています。
2022年7月1日~2023年6月30日までの間に公開されている動画。初公開日は問わない。
※昨年応募された作品は除く。
TVCM / その他 | |
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単品作品 | 秒数区分はありません ※120秒を超える作品はダイジェスト版のご提出が必要です |
シリーズ(1~12本) |
※単品とシリーズの重複応募は出来ません。
※同一作品はTVCMとその他へ重複して応募は出来ません。
どのような種類の「映像」や「クラフト」が審査対象になるのか、応募していただく皆様にとって分かりやすく、また審査委員にとってもより審査しやすいよう、「サブカテゴリー」を設定致しました。
プロダクション | |
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1.ディレクション | ディレクターの視点を通じたクリエイティブなあらすじの解釈と、その視点の達成度を含む、ディレクションの視点と達成度。 この場合、その視点に息吹を吹き込むために、制作エレメント(キャスティング、セットデザイン、サウンドデザイン、撮影技術など)を活用した方法などが対象となります。 |
2.脚本 / コピーライティング | フィルムの脚本。脚本の分析では、脚本がクリエイティブなアイデアを引き出すことや、最終的なエグゼキューション(表現技術)をサポートすることにどのくらい成功しているかを含め、ダイアローグ、コピーライティング、ボイスオーバー、シーン設定、動作、アクション、表現が対象となります。 |
3.キャスティング | キャスティングに関するビジョンと達成度。俳優、ダンサー、歌手、モデル、素人、動物、その他のタレントの起用などが対象となります。 作品本編に加えて、キャスティングプロセスを紹介する2分間のケースフィルムを提出することを強くお勧めします。 |
4.プロダクションデザイン / 美術 | プロダクションデザイン/美術の芸術性。 この場合、セットデザイン、ロケセット、作品の全体的な作風や雰囲気や、映像コンポーネントの巧みな演出によって物語がどのように引き立てられているかなどが対象となります。 |
5.シネマトグラフィー | 撮影技術の品質と効果。 スタイル、美術の選択、カメラワーク、映像撮影技術、ショット構成、照明、その他の効果などが対象となります。 |
6.タイポグラフィー | 映像のための活字やレタリングをデザインするクラフト力が対象となります。 |
7.音楽(オリジナル音楽の活用) | 映像のために特別に制作された、オリジナル音楽の構成のインパクトと成功度合い。 作品全体への貢献と合わせて、トラック自体の芸術的達成度が対象となります。 |
8.音楽(既存楽曲の活用) | ライセンス化された音楽のセレクション。 音楽が脚本をサポートし、求められる雰囲気を作り出したり、クリエイティブなあらすじを伝えたりする達成度が対象となります。 |
9.音楽(編曲された音楽の活用) | 編曲された音楽のセレクションとアレンジ力。 音楽が脚本をサポートし、求められる雰囲気を作り出したり、クリエイティブなあらすじを伝えたりする達成度が対象となります。 |
10.サウンドデザイン | 映像演出のためのサウンドの活用。 サウンドデザインのコンセプトとクラフトでアイデアを実現したものなどが対象となります。 |
11.プロデュース / プロダクションマネジメント | フィルムの全体的な成功を導いたプロダクションワークが対象となります。 制作規模、予算の制約、技術的な問題、制作過程で直面した課題、最終的なエグゼキューション(表現技術)を実現するために制作チームがどのようにリソースを最大限活用したかなど。 作品本編に加えて、制作プロセスを紹介する2分間のケースフィルムを用意することを強くお勧めします。 |
12.コレオグラフィー | 映像で演じられるステップや動きをデザイン・アレンジする振付師のスキルについて、オリジナリティ、クオリティ、映像への貢献度などが対象となります。 |
13.スタイリング&コスチュームデザイン | 衣服、スタイリング、メイクアップ、キャラクターの全体的な外観をデザインするための芸術性、技術的専門知識、創造的ビジョンが対象となります。 |
ポストプロダクション | |
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14.編集 | 編集の技術面・クリエイティブ面での成功。 タイミング、ペース、映像のダイナミックさ、台詞のダイナミックさ、音の一体化、全体的なストーリーテリングなど、映像編集のあらゆる側面が対象となります。 |
15.カラーコレクション / グレーディング | カラーコレクションとカラーグレーディングの全体的な達成度。 最終的な映像の雰囲気、空気感、解釈に影響を与えて強化するために、グレーディングが、照明、制作のデザインと方向性といかに密接に連携しているかなどが対象になります。 カラーコレクション/グレーディングを行う前と行った後の効果を示す、2分間のケースフィルムを提出することを強くお勧めします。 |
16.コンポジション | カメラで撮影した映像要素とCGで作成した映像要素の統合性が対象となります。 |
17.ビジュアルエフェクト (特殊効果 / プラクティカルエフェクト) |
爆発、火工品、大気効果、補綴物、スケールモデル、機械化された小道具/セットデザインなど、セット上で作られる効果。 また、カメラやその部品を操作することで得られるインカメラ・エフェクトも対象となります。 |
18.ビジュアルエフェクト(CG / VFX) | コンピューターソフトウェアを使用して作成、レンダリングされたビジュアルエフェクトが対象となります。 |
19.アニメーション(2Dデジタルアニメーション) | デジタルコンピュータ環境の中で、2Dの仕上がりでオブジェクトを作成・操作するアニメーション。 一般的には、ソフトウェアを使用して、手描きまたはキーフレームを使用して作成されたアニメーション作品が対象となります。 |
20.アニメーション(3Dデジタルアニメーション) | デジタルコンピュータ環境の中で、オブジェクトを作成したり操作したりして3D仕上げを行うアニメーション。 一般的には、3Dソフトウェアを使用して、キーフレーム、モーションキャプチャー、バーチャルリアリティの描画などを用いて作成されたアニメーション作品が対象となります。 |
21.アニメーション(トラディショナルアニメーション) | 伝統的で時間のかかる技法を用いて、物理的な物体を手作業で作成したり操作したりするアニメーション。 セル・アニメーション、紙にペン・インクなどで描く方法、ストップモーション、ペイント・オン・グラス、クレイメーション、パペットなど。 |
22.アニメーション(モーションデザイン) | イラストやテキストなど、2D・3D要素の動きを生成するスタイリッシュなアニメーションデザインが対象となります。 タイポグラフィ・アニメーションとフォトリアル・テクスチャ、ライティング、レンダリングを含む。 |
23.アニメーション(キャラクター) | アイデアの中心となるキャラクター、キャラクターモデル、アバターやクリーチャーなどのアニメーションが対象となります。 |
24.アニメーション(ミックスドメディア) | 実写アニメーション映画と人形劇など、複数のメディアを横断するアニメーションが対象となります。 ※ライブパフォーマンス作品は、アニメーションを含むものでなければ対象にはなりません。 |
メディア | |
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25.TVCM | TVまたは映画館で放映されたフィルムが対象となります。 |
26.オンラインフィルム | プレロール広告を含む、オンラインで放映されたフィルムが対象となります。 |
27.バイラル / ソーシャルプラットフォームフィルム | オンライン、SNSなどでの共有とユーザーによる拡散を主目的として制作されたフィルムが対象となります。 |
28.その他メディア | TV、映画、インターネット以外のために制作されたフィルム。公共・プライベートイベント(スポーツ会場、フェスティバル、展示会、見本市、受賞式、セミナー、プレゼンテーション、インスタレーション)などで体験できるフィルムが対象となります。 |
テクノロジー | |
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29.XR | イマーシブテクノロジーの活用により、現実を拡張する作品が対象となります。 AR、VR、MRを使用して現実世界と仮想世界を融合させたりするものや、Web3.0やメタバースへの応用などが含まれます。 |
30.リアルタイムレンダリング | コンピュータで生成されたエフェクトで、非常に高速にレンダリングされ、あたかもリアルタイムで生成されたかのように見えるものを対象とします。 イベント、ビデオゲーム、拡張現実/仮想現実体験などで行われるレンダリングを含みます。 |
31.AIの活用 | ニューラルレンダリングやディープフェイクなど、AI技術を駆使して制作されたビジュアルエフェクトを対象とします。 |
32.インタラクティブ | インタラクティブ動画など、技術的なスキルを駆使した、オンライン動画やデジタル映像のクリエイティブな活用が対象となります。 |
33.ニューテクノロジー | フィルムクラフトの限界を押し上げるイマーシブエクスペリエンスのクリエイティブな応用。 ウェアラブルテクノロジーやモバイルデバイス、音声技術、ビデオマッピング、ブロックチェーンテクノロジー、ゲーミフィケーション、バーチャルの世界、メタバース、その他のあらゆる新たなプラットフォームを含みますが、これらに限定されません。 |
スペシャル | |
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34.持続可能性への挑戦 | 環境教育や持続可能性に関する意識を高め、改善するために作成されたあらゆる種類の映像コンテンツが対象となります。 気候変動、生態系と生物多様性の保全、再生可能エネルギー、持続可能な生産と消費、エネルギー効率、汚染、天然資源の有効利用、廃棄物の削減、リサイクル、再利用などの持続可能な実践などの環境原因や問題に、効果的に光を当てる映像作品が対象になります。 |
35.社会的課題への挑戦 | より平等で包括的、かつ平和な社会を実現するために、社会的課題の推進や変化を促すために作成されたあらゆる種類の映像コンテンツが対象となります。 貧困、移民・難民問題、差別、男女平等、適切な社会的・健康的保護へのアクセス、包括的で公平な教育などの社会的原因や問題に対する意識を効果的に高める映像作品が対象となります。 |
36.Music Video | プロモーションまたは芸術的な目的で楽曲のために制作され、あらゆるメディアで放送されることを意図したミュージックビデオが対象となります。 ブランデッド・ミュージックビデオは、ブランデッドコンテンツフィルムとして、「プロダクション」及び「ポストプロダクション」から選択してください。 |
37.ファッションフィルム | ファッション、ビューティ、ラグジュアリーブランドから依頼された、あらゆるメディアで放映される映像が対象となります。 監督の才能やストーリーテリングスキルに加え、セットデザイン、ロケーション、衣装、画面構成、ライティング、キャスティングなど、映像に関連するビジュアル要素が対象となります。 |
38.低予算 ※応募資格:制作費500万円以下 |
少ないリソースで制作された映像が対象となります。 制作予算は500万円以下(税抜)で制作した作品である必要があります。 |
39.新進ディレクター ※応募資格:30歳以下 |
新人監督の才能を紹介することが目的です。 実写・アニメーションを問わず、あらゆる映像において、新進監督の物語性と美的革新性が対象となります。 応募資格は、30歳以下であることです。 |
40.革新的な作品 | 映像の常識を覆し、ストーリーテリングを次のレベルに引き上げるような革新的な作品。 新旧の技術やクリエイティブなリソースを駆使し、型にはまらない映像を作り上げた大胆さ、独創性、スキルが対象となります。 |
応 募
審 査
必ずご確認ください
作品本編が単品で121秒以上の場合と、シリーズ作品で本編の合計が121秒以上の作品については、ダイジェスト版(120秒以内)で審査を⾏います。
本編は審査の際の参考とさせていただきます。
必ずご確認ください
審査委員の理解を促すため、可能な限りご提出いただくことを推奨いたします。
ケースフィルムが無い場合は、セールスポイントを文字テキストでご提出いただくことを推奨いたします。詳しくは参加素材③を参照。
必ずご確認ください
拡張子 | .mp4 |
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映像コーデック | H.264 |
ファイル名(半角英数字) |
半角英数字30文字以内。エントリー社で内容 ※ダイジェスト版は、本編ファイル名の頭に 「d_」を付けてください。 例)ファイル名:d_accawards_syouhinmei.mp4 |
画像解像度 |
1920×1080(1080p)、または1280×720(720p) |
アスペクト比 | 16:9 |
走査方式 | プログレッシブ |
フレームレート |
29.97fps(固定フレームレート)推奨 ※ほかフレームレートでも可としますが、審査時には事務局で29.97fpsへ再エンコードしたものを使用します。 |
音声チャンネル数 | 2ch |
必ずご確認ください
ケースフィルムが無い場合は、審査委員の理解を促すため、可能な限りご提出いただくことを推奨いたします。
必ずご確認ください
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前ページの入力内容の確認です。
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※メディアクリエイティブ部門、クリエイティブイノベーション部門で登録した情報は、コピーできません。
参加素材③:ディスクリプション(任意)もこちらの画面で入力します。
入力した作品情報をご確認ください。
こちらで入力された情報は、審査に関わるだけでなく、プレスリリース、当団体が行うプロモーション活動、当団体が運営するWebサイト、入賞作品リスト、トロフィー・賞状、ACC刊行物等に使用いたします。
お間違いのないようご確認ください。
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※その他、ファイルアップロードの際にエラーコーションはでませんが、参加素材に規定があります。参加素材ページを十分に確認してください。
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エントリー料金をご確認ください。
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「エントリー確定」をクリックすると、エントリー料金のご請求が発生し、取り消しはできません。
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