2022 62nd ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 入賞作品リスト ブランデッド・コミュニケーション部門 Dカテゴリー

橋田審査委員長 審査講評

ブランドや社会の課題に真摯に向き合っている仕事を、多様なカテゴリーを持つことで多様な視点から、新しいクリエイティビティを発掘するのがこのブランデッド・コミュニケーション部門。今年は4カテゴリー全てにグランプリが与えられました。

Aカテゴリーでは、「猫」という飾らないシンプルな答えで、日本の3Dビジョン媒体の新しい「お手本」を作り上げた、「新宿東口の猫 / GIANT 3D CAT」がグランプリに。
Bカテゴリーでは、「COTEN RADIO」が自社に眠る歴史データベースを自ら音声コンテンツに昇華し、それ自体がプロモーションになっているという美しい解法を見せてくれました。
Cカテゴリーは、「静岡市プラモデル化計画」。静岡市の伝統資産であるプラモに着目し、非言語でグローバルにも共感される新たな観光資産をつくりあげました。
Dカテゴリーでは、「GEKIAWA THE STRONG」がグランプリとなり、1つの動画に対するソーシャル・インフルーエンスするための圧倒的熱量がこもった美しい設計で、ソーシャル時代の動画の作り方の地平を広げてくれました。

続いている世の中の不安に対して、クリエイティビティが何ができるか、という大きな問いに対しては、そのものを解きにいくのではなく、受賞した作品たちのように、まずは我々の目の前の仕事から答えが生まれてくるものではないでしょうか。ブランドや社会に対して真摯に向き合う態度そのものが、我々の業界の強みなんだと思います。

総務大臣賞 / ACCグランプリ

ACCゴールド

ACCシルバー

ACCブロンズ

ACCファイナリスト

PAGE TOP