
栗林審査委員長 審査講評
今年のグランプリを一言で表すと「覇気」でした。
明らかに、ほとばしっています。
覇気とは一体何なのか?その正体は、「覚悟」と「狂気」なのではないでしょうか。
・歴史を塗り替え続ける作品の「結末」を扱うこと
・この時代に、ゼロから真っ向勝負で「マス」に挑むこと
・全く新しいエンターテインメント表現の型を作り出すこと
いずれも、覚悟と狂気がなければ成し得ない仕事です。
今年の審査では「認めざるを得ない」という言葉が頻出しました。
「個人的なポリシーには沿わずとも、この結果を生み出しているならば評価せざるを得ない」と。ここに、大きな示唆があります。
AIによって最大公約数的な正解が出しやすくなった今、たとえ全員に好かれなくとも、たとえリスクがあったとしても、覚悟と狂気を持って、その偏った道を突き進む。
そんな仕事が、ますます時代の中心になると思います。




